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2008/12/27

シュうセーエキ!-1-

タイトルはいかがなものかと思いますが、
アキカン!のオマージュ?リスペクト?作品です。
著者である藍上 陸氏、画・鈴平ひろ氏、また集英社に
迷惑かけちゃ、ダメなんだからねっ!
ひっそりと想像していてたのをちまちま書いていくだけなんだからねっ?
日本語の間違い指摘とかすごく助かるんだからね……。



~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

わたしたち、別れよう……?
そう言われて、俺の初めての恋は終わりを向かえた。



がくん、と肘が滑り落ちる感覚。どうやらうたた寝をしていたようだ。
ここは誰もいない会社のオフィス。
時計の針はそろそろ日付を越えようかという所を指している。
12月はじめ。誰もいないオフィスは暖房があっても空寒く感じる。
さっさと日報を書いて帰ってしまおう。
やりかけの仕事を残したまま、PCの電源を落とす。
雑多に積まれた紙束の一番上から、日報表を取り出す。

……イヤな夢を見たな。
夢の内容など忘れてしまうものだが、脳裏に強く焼きついている。
それは、現実でつい最近起きたショックな出来事だったからだ。
4年間も付き合っていた彼女と別れたのだ。
大学生活を始めた頃から付き合い始め、
就活氷河期も二人で乗り切った。
しかし最近は仕事も忙しく、ろくに会うこともままならなかった。
どうにかしないとな、と思った矢先の出来事だった。
理由をくってかかって聞くこともなく、悲しみにくれて泣くこともなく。
よくわからないまま、お互いは他人に戻ってしまった。

……泣いたり喚いたりすればよかったのか?
そんなことを考えていたせいか、残業時間の項目を書き間違えてしまった。
慌てて机にあるペン立てから、修正ペンを探す。が、その手を止めた。
それは彼女と共に、間違えながら書いた履歴書を直したものだったから?
そんな思い出があるものだったからか?
手を止めた理由を振り払うように、席を立った。
社員全員が使う共有の引き出しから、修正テープを取り出した。

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