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2010/08/09

セカンドノベル了

怒涛のゲームクリアラッシュ。
ひっそりと先週、一日でおれつばAfterStory終わらしたしね。

セカンドノベルもがっつり金土でプレイして終了。
ジャンルを新たにつけるとしたら、
気まずいADV。

ヒロインである彩野は15分しか、
現在の記憶は持たない。
高校2年生のとき自殺未遂してから、
15分しか記憶できなくなった。

主人公である、直哉は久しぶりに
帰郷すると高校の同級生だった彩野に出会う。
いまだ17才の頃の記憶しかないせいか、
高校へと顔を出してしまう彩野についていく直哉。

時期は夏休みで教室には生徒の姿も見えない。
ふと自分たちの教室へ行ってみると、
彩野がひとつの物語を語り始める。

それはアヤノとユウイチの物語。
アヤノは彩野、
ユウイチは直哉と彩野の高校の時の親友、
だろう。

物語は現実とリンクしており、
直哉は15分しか記憶を持たない彩野を
サポートしながら物語をつむぎ始める。
5年前、高校2年生の時に起きた、
ユウイチの自殺、そして後を追おうとした
彩野の自殺未遂。
真実はその物語に含まれている。


細かなユーザインターフェースが、
ユーザビリティの低下を招いており、
テンポが悪い。
あとムービーとゲーム本編の音量バランスが悪い。
すっげぇびびった。

ストーリーはゲームシステム上、
ちょっとずつしか物語が進行しない。
記憶が持たなくなるたびに、
物語は停止し、直哉が一段落、出来事ごとに
あらすじをまとめて、物語をつむぐのにかかる時間
を短くしてやらないといけない。

選択肢があとから追加されたり、
非常に分岐が多く、また、
選択肢からひとつ選択してしまうと、
ほかの選択肢を選んだ場合の平行世界が、
ゲーム上から視認できない。
自らどの選択肢を選ぶとどうなるかを
記憶する必要がある。

とはいえ難易度が高そうで高くなく、
物語自体には魅力があり引き込まれていく。
真実を追い求めたくなる。
彩野の物語は真実なのか?
どこまでが本当で嘘なのか?


気まずいADVと自分が銘打ったのは
ユウイチと彩野が恋人関係であり、
物語の中のユウイチとアヤノも恋人関係であり、
ユウイチは現実には高校2年生のとき
自殺してこの世からおらず、
ユウイチと直哉と彩野は親友同士であり、
直哉は彩野の事が高校の時から好きだって所。

彩野はユウイチが自殺したことは覚えているが、
自分が自殺未遂したことは覚えていない。
ユウイチとアヤノの物語をひも解けるのは、
直哉にしかできない。
しかしユウイチとアヤノの物語の中には、
現実では迎えられなかった、ハッピーエンドもあり、
ユウイチのことに思いをはせている彩野は、
美しかった。
しかしひも解けばひも解くほど、
直哉の表情はこわばるばかり。
当然だろう。ひがむな、ひがむな、
なんて願いはむなしいばかり。

だってユウイチはもうこの世にはいないし、
彩野のことが好きな自分は目の前にいるし、
やっぱり今でも好きだし、
苦しんでる彩野は助けたいし、
抱きしめたい、忘れさせたい、自分だけ見てほしいし、
でも。
彩野は高校2年生の記憶のままだから、
故人であってもやっぱりユウイチのことは好きだし、、、!
なにより好きだ、愛しているといったところで、
彼女の記憶は15分しか持ちやしない、、、!
結局15分たてばユウイチのことが忘れられない、
彩野に戻るしかないのだ。

あー気まずい。
相手を不快にしちゃいけないと思って、
できるだけ気を使うんだけどさー、
やっぱり漏れ出してきて彩野が察知するんですよ。
「・・・ごめんね、直哉くん」って。
直哉はさー「ううん、ぜんぜん。謝ることなんてないよ」
とか言うんですよ。
O型か!お前は。
どうせさー15分しか記憶持たない相手なんだから、
ちょっとぐらい感情爆発させてもいいと思うのよ。
でもそれをしないのは、真に相手を慮ってるから?
それとも怒鳴ってしまう自分に自己嫌悪したくないから?


懊悩する主人公。そしてしっかりと
描かれる主人公の心情。
相手を思ってるから怒らないんだー、
たとえ15分でもやじゃんかーそういうのー
というふざけた理想論をふりかざさず、
正直に自己保身と分析する主人公に、
ある種新鮮さを覚えました。


結末や、いかに。
個人的にはあっさりしすぎてるし、
がっかりな展開と言ってもいいです。
78点。
ただもうちょっとドロリと濃く描いたものも
食べたいなーなんて。
塩ラーメンなんだよねー。
塩とんこつぐらいのものを食べたい。
むちゃくちゃ長くなったけど、
面白いというのは確かです。かね。
NTRに近い感覚が得られて、
胸をかきむしられるのが好きな人は、
間違いなくオススメできます。

いつも以上に非常に長いな。
ホント、どうした?

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